ホーム  >  名古屋市中村区の不動産売却はセンチュリー21北なごや不動産  >  不動産売却のヒント  >  不動産相場を調べよう~不動産相場はどうやって調べれば良い!?~②

不動産相場を調べよう~不動産相場はどうやって調べれば良い!?~②
カテゴリ:不動産売却のヒント  / 投稿日付:2022/10/29 10:06

◆似ている物件がないときに

【平米単価・坪単価で考える】
不動産ポータルサイトを見ても、ほとんど同じ条件の物件なかなか見つからないこともあります。特に広さや間取りが違うと、値段大きく変わってきます。

そこで、「平米単価」や「坪単価」を用いて比較してみましょう。これ物件の価格をその広さで割ったものです。ちなみに「坪」3.3平米のことで、比較するときに「平米単価」のほうがわかりやすいと思います。

まず不動産ポータルサイトにある、似た条件の物件の平米単価を出します。
これ、価格÷平米数で出すことができますね。

次に、先ほど出した平米単価に、ご自身の不動産の平米数を掛けると、相場価格が出てきます。

ただし注意していただきたい点として、土地や分譲マンションの場合単純に上記の「価格÷平米数」で相場価格を算出することができますが、中古の一戸建てを参考物件として用いる場合価格総額から建物価格の残存価値を差し引く必要があります。
この点少々専門的過ぎますので、「価格÷平米数」を参考として用いられるの土地と分譲マンションのみにされたほうが良いかも知れません。

【平米単価で考えるときの注意点】
物件が広くなっても平米単価が変わらないとすると、物件の金額かなり高くなって、買い手が付かない可能性が出てきます。そのため、物件が広くなればなるほど、平米単価下がる傾向にあります。

ちょっと例えとして変かもしれませんが、野菜やお肉のまとめ売りのほうが、1つあたり、1gあたりの単価が安くなるような感じでしょうか。


◆不動産ポータルサイトを見るときに気を付けたいこと

不動産ポータルサイトに掲載されている価格、あくまでも「売主の希望価格」だということを念頭に置いておきましょう。売主の事情、例えば早く売りたいから相場よりも低めの価格設定にしている場合や、逆に急がないので高めに設定して長期間掲載されっぱなし、といったこともあるでしょう。

そこに掲載されている価格をうのみにせず、ご自身の希望や条件とすりあわせ、納得のいく価格で売り出せるようにしたいですね。

また、物件自体が一般的な中古なのか、それともリフォームしているものかでも価格が変わってきます。リフォーム物件売り出し価格が高くなることが多いため、その辺も加味して比較しましょう。


ページの上部へ